お隣の金魚屋さんの思い出
- 3月18日
- 読了時間: 3分
思い出届けびと イワノスポーツ3代目店長
先日、シャッターに掲示した思い出地図をご覧になっていた男性に声をかけさせていただきました。
少年時代、お父様と一緒に当店のお隣の金魚屋さん(現在は音楽教室さん)によくお買い物に来られていたそうです。
西田公園ができる前の南郷山の斜面を段ボールで滑って遊んだこと、山の上には小屋が有りお爺さんが住んで畑も作っていたこと、現在駐車場になっているところは日本庭園の会社だったことなど懐かしくお話しさせていただきました。
また、安井小学校のクスノキが2本とも伐採されてしまったことを残念そうに教えてくださいました。
あまりお引き止めしてもと、肝心の金魚屋さんの思い出はあまり話さずにお礼を言ってお別れしてしまったことが段々と気になってきたので、ここで金魚屋さんの思い出を少し書いてみます。
金魚屋さんの店名は夙川フィッシュショップ。1969年に高架下商店街がスタートした当時から、1986、7年頃に閉店されるまで家族ぐるみで仲良くさせていただきました。特に、長女さんに私と弟は大変可愛がっていただき、わが家で「お姉ちゃん」といえば金魚屋さんの長女さんのことでした。
金魚屋さんの店頭にはフィッシュショップという店名にぴったりの洋風でオシャレな魚のイラストの看板がありました。
商品棚には鯉の餌などに混じってドッグフードも。確かビタワンという商品名でした。
店内に入ると中央に鯉の生け簀。灯籠のような形のポンプから勢いよく音を立てて水が流れていて鯉が気持ち良さそうに泳いでいました。鯉が餌をもらう時は水面で口をパクパクするのが子供には面白かったです。
生け簀の両脇の壁にはたくさんの金魚や熱帯魚の水槽がずらっと並んでいました。少し暗い店内で水槽の照明が色とりどりの魚たちと水草を美しく照らしていて、うっとりする光景でした。
ミジンコやイトミミズなど、生きた餌を見るのも楽しかったです。
ちっちゃいワニがいたこともあります。あのワニはどこかで巨大化してないでしょうか。
魚たちのために店内は年中温度湿度が高めだったので、冬でも蚊取り線香を点けてらっしゃいました。
金魚屋さんのお休みの日、「お姉ちゃん」は時々私と弟、さらにほかのご近所の子供たちも遊びに連れ出してくれました。ディズニー映画、今はもう無い宝塚花火大会や阪急三番街ソニープラザのカフェ。改めて感謝でいっぱいです。(ソニープラザは子供にはオシャレすぎる店でしたが、ミルクシェイクが衝撃的に美味しかったです)
金魚屋さんが閉店された後も、「お姉ちゃん」は年に1、2回はイワノスポーツを訪ねてくれました。ここ2、3年は当店の休業日が増えたせいかお会いしていませんが、ダンナ様には一昨年お会いできてお元気な様子をうかがいました。
何だかとても「お姉ちゃん」に会いたくなってきたので、ダンナ様のお店に近いうちに伺います。




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